開放

険し過ぎたその行く手は
容赦無く続いていた

東の空に輝く石
胸に隠し走り抜けた

鈍った心
打ち抜いて今すぐ
その銃を取りなさい
楽になれば良い

胸の奥の微かな光
手を翳して

唸るような強い風に
絡まる髪押さえつけて

西の空に落ちた石を
深く深く埋めたのに

鈍った身体
打ち砕いて今すぐ

その銃を取りなさい
躊躇わず指を引いて
楽になれるから

海の底に沈む夕日
朱く染めて