藍の翼

時計を止めて 呼吸を止めて
試みた悪足掻きは
何も生まない 何も残せない
無力な私を知った

廻る思考 抜け道を
探す一人 今日も

伝えようと叫ぶ声が
揺れる風に撒かれても
窓の灯かり 温かい夜を数えて眠るの

下り始めた陽を背に浴びて 
見つめてる伸びていく影
こんなに重く こんなに強く 
流れを意識させた

滲む縁を 練り固め
探す一人 今日も

消さないでと叫ぶ声が
向かい風に砕けても
窓の灯かり 温かい夜を数えて眠るの

折り重なった雲の波に
飲み込まれてしまっても

会いたいよと叫ぶ声が
震える風に攫われても
ねぇ 紡ぎ出すあの花を
胸に潜め微笑むの
求めた朝 踏み切って
藍の空へ飛び立つと