糸
複雑そうに見える 絡みついたその糸を 優しく解くように
届かないと分かっていた 遠過ぎるその後姿 投げつけた小さな泡は 風に吹かれ掠め散った
指先に感じていた 温もり信じられるなら それが最期だったとしても 此処で生きていけるから
汚れてしまった心で ひとり願う事許されるなら 傷だらけの両腕を伸ばし 此処でいつまでも歌っているから