白い花

瞳に映るもの食べ尽くして
この世界を信じ過ぎてた

今この足が 踏み締める物
確かめる術 何処にも無くて

塞がれた口から
滲み出た言葉も
あたしにはきっと
ずっと解らない

差し伸べた手を振り払って
あの日遠くへ溶けてしまった

吹き抜ける風肌を刻んで
時計の針は止まったままで

石の上横たえ
重ねられた両手は
白い花に
埋もれていった

ただ光が憎らしくて
ただ全てが疎ましくて

一人きりこのままそっと
眠り続けたい