空の色

何かに縋る事で
自分を保っていた

何かに触れる事で
自分を確かめていた

無気力な音 身体に浴びて
肩を落として 空を睨んで
昨日の夢を思い出していた
全て失う前に

何かを壊す事で
自分を引き戻してた

何かを裏切る事で
自分を生かしていた

登りきれない 混沌の日を
垂れ流された 鬱と翳りを
吸込んでいた あの樹のように
いつかこの身も
咲かせると

海を越えて行けると
信じてみた
私は靴を脱ぎ捨てていた

今 夜を越えて行けると
信じてみた
歌がここで ほら聴こえたから
薄れる雲を見つめた背中で
色付いた空見てるの