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旅
今この世界を知らずに 死を称える者は 明日を 見ることさえ無いだろう 空に昇るため 途切れた音色と 歪んだ空気と 強張った顔に 写し出された過去 泣く事も出来ずに 一人きりで 流してきた罪は 大き過ぎて やわらかな眠りは もう 奪われて 旅立てる場所だけ 探していた 冬色に染まる景色を 窓から見上げた光を 月の行く末を このまま全てを なぞられた線を 紛らわすように 影を薄くする その背を誰が見た? 弱くなる鼓動を 呼び戻して 固くなっていく身体を 温めて 激しく揺さ振って 蹴り飛ばして あなたの足音が遠くなる 泣く事も出来ずに 堕ちていった 流してきた罪は 消せなかった 手にする事の無い かわいい夢 旅立つ時期はもう 知ってたから |